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岡山県共通バスカード(おかやまけんきょうつうバスカード)は、岡山県共通バス回数券の後継として1996年3月に登場した岡山県内に路線を持つバス事業者(日生運輸・ロウズ観光・神姫バスを除く)及び岡山電気軌道の路面電車で共通に使用できたプリペイドカードであったが、共通バスカードは2008年10月1日に廃止され、ICカードや自社専用カードへ変更になった。 前払い式(均一料金)の場合は乗車時に、後払い式(対キロ制)の場合は乗車時と降車時に、それぞれ乗降車口付近にあるカードリーダ・ライタに通して利用する。 == 沿革 == * 1994年3月1日 岡山電気軌道の路面電車で電車カードが利用開始になる。 * 1996年 *3月1日 両備バス、岡山電気軌道、中鉄バス、宇野バス、下電バス、中国ジェイアールバスで利用開始になる。この日から電車カードも各社のバスにも利用可能になる。 * 9月1日 井笠鉄道、備北バスが参入する。 * 2005年5月15日 琴参バスが瀬戸大橋線の「櫃石 - JR児島駅前」間撤退に伴い、同区間の運行が下電バスのみになったために、瀬戸大橋線でもバスカードが利用可能になる。 * 2006年10月1日 両備バス、岡山電気軌道、下電バスが55路線で共通バスカードの後継として、両備グループが主体として開発されたICカードHarecaの利用開始。(2008年6月に東備バスと上記の3社の全路線で利用可能になる。) * 2008年 * 7月15日 共通バスカードの廃止を発表。 * 7月22日 中鉄バスが国道53号線方面の路線で岡電バスとの共同運行化するために同区間のバスのみHarecaの利用を開始。 * 9月10日 両備バス、岡山電気軌道、下電バス、中国ジェイアールバスがカードの販売を終了。 * 10月1日 共通バスカードの廃止に伴い、中国ジェイアールバスは代替されず完全に廃止されたが、それ以外の共通バスカード導入業者は、ICカードHareca(PiTaPa・ICOCAも利用可能)に移行した会社と、代替カード「自社専用バスカード」の販売を開始(共通バスカードも自社発行分のみ継続して利用が可能)に移行した会社に分かれた。 * 2009年 * 2月14日 井笠鉄道福山自動車営業所管内の一部車両でPASPYを導入。 * 5月1日 共通バスカードの払い戻しが発行会社別となる。 * 2012年 * 3月19日 岡山県議会では陳情第二号「バス共通ICカード「Hareca」の宇野バス等未導入事業者の導入促進に関することについて」が採択。 * 10月12日 井笠鉄道のバス事業廃止が発表され、カードの販売を終了。 * 10月31日 井笠鉄道がバス事業の廃止に伴い、全路線でバスカード取り扱い終了。 * 2013年 * 3月12日 宇野バスでHarecaの利用を開始。 * 3月31日 宇野バスがカードの販売を終了。 * 7月31日 宇野バスがバスカード取り扱い終了してICカードHarecaに移行。 * 9月30日 Harecaに移行した会社(宇野バスを除く)が共通バスカードの払戻終了。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岡山県共通バスカード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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