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岡本太郎現代芸術賞は、岡本太郎の遺志を継ぎ、「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。 旧来の慣習や規範にとらわれず、自由な視点と発想で創作活動を行う作家の活動を支援し、優れた業績を顕彰する目的で岡本太郎没後すぐに岡本太郎記念現代芸術大賞(2006年 岡本太郎現代芸術賞に改称)、通称「TARO賞」が創設さた。財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 ・ 川崎市岡本太郎美術館が主催する。 == 概要 == 1997年〔募集、1次審査の結果発表は前年度、展覧会は翌年の岡本太郎の誕生日2月26日に合わせ通年2月〜4月に行われるので第1回岡本太郎記念現代芸術大賞展の表記は1998年になっている。〕より岡本太郎記念現代芸術大賞として始まり、平面、立体にとらわれず幅広い分野から応募可能、年齢、国籍も不問の公募展である。現在では主な日本の美術賞の一つとして定着している。 審査は応募用紙による第一次審査で入選者が決定される。入選者は第二次審査である岡本太郎現代芸術賞展〔川崎市岡本太郎美術館企画・運営〕に参加する事ができる。展覧会会期中に審査員により入選者の中から岡本太郎賞、岡本敏子賞、特別賞の入賞者が選ばれる。 岡本太郎賞の受賞者1名(1組)には200万円、岡本敏子賞の受賞者1名(1組)には100万円の賞金と岡本太郎記念館での作品展示の機会が与えられる。また、特別賞は複数名の受賞の可能性があり、総額50万円が与えられる。〔第9回以前の岡本太郎記念現代芸術大賞展では大賞200万円、準大賞150万円、優秀賞100万円、特別賞50万円の賞金が与えられた。※第1回〜9回まで大賞は該当者なし〕 岡本太郎現代芸術賞展は制作費、搬入出費用は自己負担である。したがって入賞者(岡本太郎賞、岡本敏子賞、特別賞)に選ばれなかった入選者は全て実費で展覧会に参加することになる為、若手芸術家の登竜門として位置づけられる事が多い。 近年では岡本太郎現代芸術賞展来館者による入選作品の人気投票も行い、上位の作家には記念品が贈呈される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岡本太郎現代芸術賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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