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岡本眸 : ウィキペディア日本語版
岡本眸[おかもと ひとみ]
岡本 眸(おかもと ひとみ、女性、1928年1月6日 - )は、俳人。本名・朝子。東京都生。戦時に青春期を過ごしたため、少女時代は勤労動員のために費やされた。自宅は空襲で二度焼けている。戦後、聖心女子専門学校国語学科を卒業。日東硫曹に就職し、社長秘書として句会の幹事を任されたことをきっかけに俳句をはじめる。1951年、職場句会を通じて富安風生に師事、1956年に風生の「若葉」に入会。1957年、岸風三楼の指導を受け「春嶺」に入会。のち両誌の同人。1961年に句友の曽根けい二と結婚するが、けい二は1976年に脳溢血のため急逝した。1980年「朝」を創刊・主宰。1989年より毎日俳壇選者(2000年まで)。
代表句に「残りしか残されゐしか春の鴨」「雲の峰一人の家を一人発ち」「秋風や柱拭くとき柱見て」など。「俳句は日記」を信条とし、日常生活に真摯に向かい、写実を基本としつつ叙情性のある句を詠んでいる。
== 受賞歴 ==

* 1959年 - 春嶺賞
* 1961年 - 若葉賞
* 1971年 - 第11回俳人協会賞(句集『朝』)
* 1984年 - 第8回現代俳句女流賞(句集『母系』)
* 1994年 - 紫綬褒章
* 1999年 - 勲四等宝冠章
* 2007年 - 第41回蛇笏賞(句集『午後の椅子』)
* 2008年 - 第49回毎日芸術賞(句集『午後の椅子』)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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