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岡村 貢(おかむら みつぎ、1836年4月 - 1922年1月7日)は、明治期の政治家で「上越線」の父と言われている。南魚沼郡長、衆議院議員。法師温泉創業者。 ==略歴== *1836年(天保7年) - 4月、越後国魚沼郡 (現・新潟県南魚沼市)塩沢組下一日市(しもひといち)村の大庄屋の家に生まれる(屋号:玉城屋)。 *1872年(明治5年) - 法師温泉を創業。 *1877年(明治10年) - 上野の万国博覧会で新橋から「陸蒸気」に乗る。 *1879年(明治12年) - 南魚沼郡長。 *3年で辞職し、土樽村の南雲喜之七らと県境一帯を歩き建設ルートの確定に奔走。 *1887年(明治20年) - 「上越鉄道会社設立事務所」を開設。 *1890年(明治23年) - 鉄道敷設免許を申請したが却下。 *1894年(明治27年) - 衆議院議員当選(立憲改進党、魚沼・東頸城選挙区)。 *1895年(明治28年) - 6月、「上越鐵道会社」前橋 - 長岡の鉄道敷設免許を申請。 *1896年(明治29年) - 7月、仮免状が下付。 *1900年(明治33年) - 4月、本免状が下付。 *1901年(明治34年) - 本免状を返還。 *1917年(大正6年) - 10月、政府が上越線建設に向けて本格的なルート調査を開始。 *1918年(大正7年) - 2月、上越線敷設法案が衆議院を通過し、前橋と長岡から着工する。 *1920年(大正9年) - 11月1日、宮内 - 東小千谷間が開通(貢は開業式に参列し祝辞を述べた。85歳) *1922年(大正11年) - 1月7日、上越線にかけた87年の生涯を閉じた。 *1929年(昭和4年) - 12月、全長9,702mの清水トンネルが貫通。 *1931年(昭和6年) - 9月1日、上越線全線開通。 *岡村貢の後継者、南雲喜之七に鉄道省建設局長から感謝状が贈られる。 *12月、石打駅前に立像が建立。 *戦争末期に銅供出のため、戦後1961年(昭和36年)12月に再建。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岡村貢」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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