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岡村 靖幸 (おかむら やすゆき、1965年8月14日 - )は、日本のシンガーソングライター、音楽プロデューサー。兵庫県神戸市生まれ。血液型B型。愛称は岡村ちゃん。 == 経歴 == 1965年8月14日、神戸市で生まれる。エールフランスに勤めていた父親の仕事の関係で、幼少時代は大阪府、ロンドン、福岡県太宰府市、新潟県、東京都などを転々とし、小中学校だけで計7回転校しており、最短では3ヶ月程度で引っ越している〔AERA 2004.11.8より〕。 中学時代の文化祭で初めてのライブを経験する。楽曲は自身によるオリジナルで、友人3人と共に教室で披露した。本人曰く「まあ普通のフォークソングで、今は聴きたくないほど稚拙な作品〔」。このライブが予想外にうけたことをきっかけに、本格的に音楽へと目覚めていく。 新潟県立新潟東高等学校在学中から音楽活動を始める。機材を買い込みオリジナル楽曲の制作にのめり込んでいく一方で、市内のナイトクラブでハコバンのベーシストを務めるアルバイトも経験した〔。尚、高校は3年生の時に中退する。将来何になるかで迷い、可能性の無いものからチャレンジしようとレコード会社にデモテープを持参し、19歳で作曲家としてデビューする。以後、渡辺美里、吉川晃司、鈴木雅之らに楽曲を提供。渡辺美里のレコーディングにコーラスで参加中、空き時間に踊っていたダンスをプロデューサーに「輝いてる」と見初められたことがシンガーとしてのデビューにつながる。 1986年12月、シングル「OUT OF BLUE」にてデビュー。日本武道館で行われた「TBS開局35周年記念・アニバーサリーロックフェスティバル」のイベントがデビューライブとなり、白井貴子、TM NETWORK、渡辺美里と共演した。その後コンスタントに5枚のアルバムを発売する。 1987年、広島ピースコンサートでは、親友の尾崎豊との共演を実現。ふたりで岡村の楽曲「Young Oh! Oh!」を熱唱した。同年8月22日には熊本県・南阿蘇アスペクタにてオールナイトコンサートイベントBEATCHILDに出演。ここでも尾崎豊、渡辺美里と共演した。このイベントの模様は2013年に記録映画として全国にて期間限定劇場公開された。 1989年7月、渡辺美里西武球場コンサート“SUPER Flower bed BALL '89”にゲスト出演。1990年 、『Peach-どんなことをしてほしいのぼくに』で映画初主演し、金山一彦と共演(この時代はチェッカーズの「TAN TAN たぬき」や吉川晃司の「すかんぴんウォーク」のように歌手が主演する映画が多く作られていた)。 1991年以降から2000年代前半迄、メディアから離れ、他のアーティストへの楽曲提供やプロデュースに主眼を置く様になり、その間、岡村自身の作品はオリジナルアルバムは1枚のみ、シングルも数枚程度に留まっていた。1991年には1980年代に発表した3枚のオリジナルアルバムを再発売している一方、1993年と1994年はシングル・アルバム共岡村自身の新作はリリースされていない。1995年末には丸5年ぶりにオリジナルアルバム「禁じられた生きがい」を発表したが、ここでは1991年と1992年、同年に発売した数曲のシングル曲や未発表曲を中心に収録している。他のアーティストに対しての活動は、川本真琴のデビュー曲『愛の才能』の作曲、編曲、プロデュースを行い、コーラスも担当。その後西田彩栞や黒田倫弘、megのデビュー曲を手がけるほか、CHARA「レモンキャンディ」(2001年)やSOPHIA「HARD WORKER」(2002年)、ajapai feat.Yasuyuki Okamura「DAI-SHA-RING」(2002年)など、楽曲提供を行う。 2002年、朝日美穂、カーネーションの直枝政太郎(現:直枝政広)が主体となって岡村に影響を受けた若いアーティストらで作られたトリビュートアルバム「どんなものでも君にかないやしない」が発表された。さらに朝日、直枝によるカバーシングル「だいすき/あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」も発売される。石野卓球とのコラボレーション「come baby」を発表。 2003年1月、石野卓球とのユニットのシングル「New Wave Boy」を同年2月19日、アルバム『THE ALBUM』を同年3月19日にリリースとの発表が一部で行われたが、直後に発売中止となる(その後、『THE ALBUM』はシングルのカップリング曲をボーナストラックとして収録し、同年12月17日に発売された)。2003年2月 エピックソニー25周年記念コンサート「LIVE EPIC 25」に出演が決定したが、チケット発売後に「レコーディングの都合」で出演をキャンセル。実際は、岡村自身が覚せい剤を所持・使用していたとして覚せい剤取締法違反で逮捕された為、スタッフ間で協議された結果出演が見送られた。翌月2003年3月には東京地裁に於いて懲役2年・執行猶予3年の有罪判決を受ける(この事件は2005年の再犯時に公表されている)。同年デビュー以来所属していたEPICソニーを退社する。 2003年夏、野外ライブ「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2003」でライブ活動を再開。秋には全国ツアー「フレッシュボーイTOUR」公演。2004年夏、シングル発表。昨年同様夏の野外ライブ数ヶ所に出演。秋には約9年ぶりのオリジナルアルバム『Me-imi』を発表。全国ツアー「Me-imi TOUR」公演。対談本『純愛カウンセリング』を出版。2004年11月12日、TBS『筑紫哲也 NEWS23』の「金曜深夜便」では、8年半ぶりに生放送で「ア・チ・チ・チ」「聖書〈バイブル〉」の2曲を披露した。 2005年4月、渋谷区のレコード店内のトイレで覚醒剤を使用。数日後、警察官の職務質問で薬物検査を受けた際に発覚。後日、所属事務所に契約終了を申し出て了承される。2005年5月、所属事務所との契約終了によってファンクラブ「DATE」閉会、オフィシャルサイト閉鎖。同月20日、覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕、起訴される。2005年10月21日、東京地裁で懲役1年6ヶ月(求刑懲役2年)の実刑判決(執行猶予期間中の再犯により猶予取り消し)。同日、ファンサイトに本人からの謝罪文が掲載される。 出所(『BARFOUT!』誌(幻冬舎)2007年11月号によれば2006年末)後の2007年3月18日、小林武史が主催するap bankのイベント「AP BANG! 東京環境会議 vol.1」にて復帰、「カルアミルク」「ア・チ・チ・チ」「聖書(バイブル)」「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」の4曲を披露。〔東京環境会議のレポート 〕 2007年9月5日、新曲『はっきり もっと 勇敢になって』発売。10月19日、TBS「NEWS23 金曜深夜便」にて岡村靖幸特集『覚せい剤との決別…歌手・岡村靖幸の生きる道』放送。3月以降の活動の模様やインタビューのほかに、ゴスペルアレンジのピアノ弾き語りで『はっきりもっと勇敢になって』を披露。 2007年10月24日、『Me-imi 〜Premium Edition〜』発売。10月26日から全国ツアー「岡村靖幸TOUR '07『告白』」公演。11月14日、名古屋にてツアー最終日(Zepp Nagoya)。前夜の大阪公演での負傷により公演延期。左腸脛靭帯断裂で全治2か月。その翌日、オフィシャルサイトに『岡村靖幸TOUR '07「告白」11月14日(水)名古屋公演に関するお詫びとご報告』が掲載される。同時に、左腓腹筋筋挫傷により休業加療約60日間を要すとの診断書も公開。 2008年2月5日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で3度目の逮捕。オフィシャルサイトに岡村靖幸コンサート事務局、岡村靖幸ファンクラブスタッフによる謝罪文が掲載される。「岡村靖幸TOUR '07『告白』」の追加・振替公演は中止、発足間もないファンクラブ「DATE」は解散となる。5月2日、東京地裁で初公判、求刑懲役2年6ヶ月。5月8日、懲役2年の実刑判決。 2010年5月7日、自身のMySpaceに「パラシュート★ガール」のデモ音源がアップロードされる。〔岡村靖幸「パラシュート★ガール」デモ音源を公開 、ナタリー〕 2011年5月11日、SWEET LOVE SHOWER 2011への出演を発表。6月17日には2枚のリアレンジアルバム発売とライブツアーの実施を発表し、本格的に活動を再開することになった。同時に覆面DJユニット「OL Killer」を結成し、様々なイベントに参加。 2011年8月28日、公式サイトがプレオープンし、スタッフによるツイッターアカウントも開設された。新曲「ぶーしゃかLOOP」を無料配信。 2011年9月7日から東名阪ツアー「2011 岡村靖幸LIVE『エチケット』」公演。 2012年1月10日から全国ツアー「岡村靖幸 LIVE TOUR 2012 『エチケット+』」9カ所12公演。 2012年2月15日、廃盤となっていたEPICソニー在籍時のアルバム6作品がBlu-spec CD仕様でリマスタリングされ、再発された。 2012年6月1日、公式ファンクラブ「DATE」が、モバイルで復活。 2012年6月13日発売のMEGのシングル「TRAP」(作詞MEG 作曲岡村靖幸 編曲 大沢伸一)に参加。 2012年7月11日発売のBase Ball Bearのミニアルバム「初恋」に収録された「君はノンフィクション」(編曲、プロデュース)に参加 2012年9月17日から東名阪ホールツアー「岡村靖幸 LIVE TOUR 2012 『スポーツ』」公演。 2013年3月15日から全国ツアー「岡村靖幸 LIVE TOUR 2013 『むこうみずでいじらしくて』」公演。 2013年10月2日、前作「はっきりもっと勇敢になって」から6年1ヶ月ぶりとなるシングル「ビバナミダ」リリース。2014年1月放送のテレビアニメ『スペース☆ダンディ』の主題歌に起用され、アニメスタッフによるPVも制作された。 2013年10月16日から「岡村靖幸 LIVE 2013 『アイボリー』」2カ所3公演。追加1公演。 2013年10月30日発売の木村カエラのアルバム「ROCKS」にカバー曲「TAKE ON ME」(演奏、編曲、プロデュース)に参加。 2013年12月18日発売の「大貫妙子トリビュートアルバム」に「岡村靖幸+坂本龍一」名義で「都会」(ボーカル、編曲、プロデュース)で参加。 2013年12月18日発売のカーネーション・トリビュート「なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?」で「学校で何おそわってんの」(ボーカル、編曲、プロデュース」で参加。 2014年1月29日から「ビバナミダ(スペース☆ダンディ盤)」が iTunes Store、Amazon.com、レコチョク、moraなど国内外の主要配信サイトより世界一斉配信。 2014年4月2日 シングル「愛はおしゃれじゃない」リリース。Base Ball Bear(BBB)の小出祐介 & 漫画家 久保ミツロウとのトリプルコラボレーション。6月には(フジテレビ) 久保みねヒャダこじらせナイトにて「岡村ちゃんがやってくるSP」2週連続放送。 2014年8月30日 スペースシャワー主催の夏フェス「スイートラブシャワー」出演 2014年9月13日 氣志團万博2014 に参加。 2014年11月2日 早稲田大学学園祭 「4限に君とまちあわせ」出演 2014年11月12日 シングル「彼氏になって優しくなって」リリース トレーディングカード2枚封入(全6種) 初パフォーマンスは SMAP×SMAP 「S・LIVE」でSMAPと共演 2014年11月19日から 「岡村靖幸 LIVE TOUR 2014 『ファイヤー』」3カ所4公演。追加1公演。 2015年4月26日から 全国ツアー「岡村靖幸 LIVE TOUR 2015」10カ所11公演開催決定。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岡村靖幸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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