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岡部 征純(おかべ せいじゅん、1936年6月13日 - )は、香川県坂出市出身の日本の俳優である。本名・旧芸名、岡部 正純(おかべ まさずみ)。 == 人物・来歴 == 香川県立坂出高等学校卒業後、1954年(昭和29年)東映東京撮影所に入所。映画を皮切りに舞台等で活躍した名バイプレーヤーである。テレビドラマにも多数ゲスト出演しているので、昭和期の映像に接して育った人なら、「ああ、この人か」と誰でも記憶にある俳優である。 大きな目、いかつい顔つき、厚い唇、やや出っ張った前歯をした印象があるが、映像等をよく見ると結構整った顔立ちである。 悪役から実直な市民、時代劇から現代劇まで幅広い役柄を演じている。しかしながら彼の「チンピラ」演技には定評があり、どちらかというと小悪人役に配されることが多い。 東映の大部屋俳優として出発し、監督では内田吐夢、沢島忠、演出家では三木のり平、木村光一、俳優では萬屋錦之介、勝新太郎、三國連太郎の下で修業をし、徐々に舞台へも活動を広げた(三木のり平に指導を受けるのは舞台出演時である)。東映退社後、天知プロに所属した関係で、天知茂の出演した舞台・テレビドラマでの出演も多い。舞台では美空ひばりの劇団に加わったこともある。天知の早逝後は、いくつかの事務所を渡ったようである。 上記のような実績をもとに、演劇界のどこへ行っても「岡部ちゃん」で通る顔の広さ、人脈がある。 本人のブログから、野球好き・囲碁好き・将棋好きで、酒も強いことがうかがわれる。また、一人娘がおり、その娘もまた役者になったようである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岡部征純」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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