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岩倉具慶[いわくら ともやす]
岩倉 具慶(いわくら ともやす)は、江戸時代後期の公卿、明治時代の政府高官。明治維新の功臣岩倉具視の養父にあたる。 大原重成の子として生まれる。権大納言岩倉具集の子・具満、養子の具賢がともに早世したため、具集の養子となり岩倉家を継いだ。文政3年(1820年)に元服とともに叙爵。以降累進して嘉永3年(1850年)従三位左近衛中将となり、公卿に列する。安政元年(1854年)には正三位に進んだが、安政5年(1858年)の安政の大獄の廷臣八十八卿列参事件で養子の具視や養孫の具綱とともに連座した。明治元年(1868年)に参議に任じられ、新政府でも右兵衛督行政官補相職や大総督府副総裁兼議定職などを歴任した。 子は娘のみであったため、天保9年(1838年)に堀河康親の子具視を婿養子(次女の誠子と婚姻)として迎えた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岩倉具慶」の詳細全文を読む
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