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岩崎一揆[いわさきいっき]
岩崎一揆(いわさきいっき)は、慶長5年(1600年)に領土拡大を企てる伊達政宗に扇動された和賀忠親が、旧領奪回を目指して南部氏に対して起こした反乱の事。「岩崎合戦」「岩崎の陣」「和賀一揆」「和賀兵乱」「和賀岩崎一揆」などとも呼ばれる。 == 発端 == 豊臣秀吉の奥州仕置に反発した和賀氏や稗貫氏は和賀・稗貫一揆を起こすが鎮圧され、領地は没収されて南部氏に与えられた。没落した和賀忠親は伊達政宗の保護を受け、胆沢郡平沢の地を与えられた。その後、政宗は「今は国を二つに分けて争っている時代だ。今の内に領地を切り取っておけば、何れ新体制のお上にも認められるであろう」などと忠親に挙兵を促し、また南部軍と戦闘になった場合は水沢城主・白石宗直に支援させる旨を伝えた。忠親は二子城を拠点に旧臣や稗貫氏の残党を集めて蜂起し、所領奪還を目指して南部氏の諸城を急襲した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岩崎一揆」の詳細全文を読む
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