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岩沢信夫 : ウィキペディア日本語版
岩澤信夫[いわさわ のぶお]
岩澤 信夫(いわさわ のぶお、1932年昭和7年)1月28日 - 2012年平成24年)5月4日)は、境循環型の稲作農法である冬期湛水不耕起栽培を提唱し、普及活動を展開した農業技術者。
== 略歴 ==
千葉県成田市生まれ。旧制成田中学校を卒業後、農業に従事。
*1980年よりPFO研究会を組織し、千葉県茨城県山形県秋田県で低コスト増収稲作の研究と普及を始める。
*1983年ころより、不耕起移植栽培の実験に着手し、1985年に提唱、普及活動をはじめる。
*1989年より、農機メーカーと不耕起田専用の田植機の開発に取り組む。
*1993年に日本不耕起栽培普及会〔日本不耕起栽培普及会 〕を設立、会長を務める。
*1994年、田んぼの「冬期湛水」を提案。
*1997年井関農機が不耕起田専用の田植機を完成させる。
*2002年に、不耕起栽培を学びたい農家を対象に自然耕塾〔自然耕塾 〕を開校、自然耕塾苗つくり研修会〔自然耕塾苗つくり研修会 〕を毎年実施中である。
*2008年、「不耕起移植栽培」の普及に尽力し、環境問題に一石を投じるとともに、日本の農業のあるべき姿を模索した功績により第42回吉川英治文化賞受賞。
*2012年5月4日午前9時46分、肺炎にて死去〔訃報:岩沢信夫氏=日本不耕起栽培普及会長 毎日新聞 2012年5月10日閲覧〕。。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「岩澤信夫」の詳細全文を読む



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