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岩流圏 : ウィキペディア日本語版
アセノスフェア

アセノスフェア文部省学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。(オンライン学術用語集 )〕(asthenosphere)とは、地球マントルを力学的性質で分類したうち、リソスフェアプレート)とメソスフェアの間の部分。上部マントル中に位置し、岩流圏〔文部省 『学術用語集 地震学編』 日本学術振興会、1974年。(オンライン学術用語集 )〕ともいう。深度100km~300kmの間にある。地震波の低速度域であり、物質が部分溶融し、流動性を有している。低速度域のみがアセノスフェアとされるが、場合によっては下限を660kmの面と考える説もある。
マントル構成層であり、主要組成はかんらん岩で鉱物相もかんらん石(α相)である。電気伝導性電流異方性を示す。
発散型プレート境界においては、アセノスフェアは地表に近いところまで上昇している。
== 脚注 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アセノスフェア」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Asthenosphere 」があります。



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