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岩淵達治[いわぶち たつじ]
岩淵 達治(いわぶち たつじ、1927年7月6日 -2013年2月7日〔ドイツ文学者・演出家の岩淵達治さん死去 朝日新聞 2013年2月10日閲覧〕 )は、ドイツ文学者、学習院大学名誉教授、演劇評論家、演出家、劇作家。 == 来歴・人物 == 1927年、東京麻布に開業医の子として生まれる。1944年都立一中四修卒、1947年旧制東京高校卒、1951年東京大学文学部独文科卒、埼玉大学文理学部助手。1953年学習院大学文学部独文科専任講師、1956年助教授、1967年教授。1997年定年退職。 ドイツ演劇が専門で、千田是也の門下。ベルトルト・ブレヒトの全戯曲を翻訳した。演劇の現場にあって、ハイナー・ミュラーの『カルテット』(コデルロス・ド・ラクロ『危険な関係』が原作)を訳し、渡邊守章と競演の形で演出を行った。西ドイツ、東ドイツ、オーストリアからそれぞれ勲章を授与され、1999年『ブレヒト戯曲全集』の翻訳で日本翻訳文化賞、湯浅芳子賞、レッシング翻訳賞を授与される。2012年秋、瑞宝中綬章叙勲。 元ナチスであったギュンター・グラスを2006年8月12日グラス本人による告白までその事実を知らず擁護した。 息子は日本近世史専攻・国立歴史民俗博物館准教授の岩淵令治。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岩淵達治」の詳細全文を読む
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