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ガンコウラン(岩高蘭、''Empetrum nigrum'' var. ''japonicum'')は、ツツジ科の常緑小低木。雌雄異株。 かつては他の数種とともにガンコウラン科とされたが、新しいAPG植物分類体系ではツツジ科ツツジ亜科に含められている。 == 特徴 == 茎が地面を這い、よく分枝して上部が斜上または直立し、葉が茎に密生してマット状になる。葉は互生し、革質で線形、長さ4-7mm、幅0.7-1mmになる。 花期は5-6月。高山に咲く花でも開花の時期が非常に早く、また他の植物に混ざり目立たないため、見つけるのはむずかしい。雄花の花弁の長さは約2.5mm、花糸の長さ約7.5mm、雌花の花弁の長さは約2mmになる。 果実は径6-10mmの黒い球形で、食べられる。集めてジャムなどにする人もいる。果実はビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富である。果実は鳥のえさともなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガンコウラン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Empetrum nigrum 」があります。 スポンサード リンク
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