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岸本一美[きしもと かずみ]
岸本 一美(きしもと かずみ、1986年6月29日 - )は、日本の元フィギュアスケート選手(男子シングル)。 == 経歴 == 1986年6月29日、横浜市鶴見区で生まれる。兄がスケートをしていたことがきっかけで、小学1年からスケートを始める〔八木沼純子著『日本フィギュアスケート 氷上のアーティストたち』日本経済新聞社、2005年11月、p.196〕。喘息治療のため千葉県茂原市に転居した後は、茂原アスモアイスアリーナでスケートを続けた〔『Cutting Edge』p.49〕。その後、北小金のスターランドアイススケートリンクへ、さらに岡島功治に師事するため新松戸アイスアリーナへ移り、同リンクが閉鎖されると岡島に伴って明治神宮外苑スケート場へと渡り歩いた。中学2年、14歳で3回転アクセルを習得した〔『Cutting Edge』p.51〕。 2002-2003シーズン、全日本ジュニア選手権4位ながらも、フリースケーティングでの追い上げが評価されて世界ジュニア選手権に出場、4位と躍進。翌2003-2004シーズンに全日本ジュニア選手権優勝。全日本選手権でも2位となり注目を集める。2004-2005シーズンは四大陸選手権に出場した。 2005-2006シーズン、ISUグランプリシリーズ中国杯に出場、11位となる。しかし、全日本選手権4日前の練習中にアキレス腱断裂の大怪我を負ってしまい、その後出場を予定していた試合をすべて欠場〔『Cutting Edge 2007』p.82〕。暫くの間リハビリに励んだが、競技復帰には至らないまま現役を去った。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岸本一美」の詳細全文を読む
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