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岸良 : ウィキペディア日本語版
岸良[がんりょう]
岸良(がんりょう、寛政10年(1798年) - 嘉永5年3月19日〔『岸派とその系譜 岸駒から岸竹堂へ』展図録では3月15日。〕(1852年5月7日))は、江戸時代後期の絵師京都生まれ。旧姓濱谷、名は五郎、昌良、を子良、号は画雲(楼)、乗鶴など。佐伯岸良(さえきがんりょう)とも。 人物画、花鳥画に優れた。
==経歴==
画歴はよく分かっていないが、若くして岸駒に学んだという。岸駒の長女・貞は、岸成と結婚し一女・春(岸連山妻)をもうけていたが、岸成が早世したため、後婿に岸良を迎えた。有栖川宮家に仕え、雅楽助を名乗る。岸派2代目の岸岱の陰に隠れて目立たないが、画技は確かで、お家芸の図だけでなく、南蘋派風の濃彩な写実画も良くする。御所や高野山西門院の仕事もこなしており、岸岱と共に岸駒亡き後の岸派を支えた。室町四条南に住す。嘉永5年(1852年)没する。戒名は画雲院殿良虎日猛居士。墓所は上京区本禅寺

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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