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島原の子守唄[しまばらのこもりうた]
島原の子守唄(しまばらのこもりうた) #主に長崎県の島原半島に伝わる子守唄。 #長崎県島原市出身の作家宮崎康平が初妻が家出し、一人で子育てをしていたころ(1950年ごろ)に歌って聞かせていた子守唄をベースにして宮崎が作詞・作曲した歌謡曲。しかし、後に本作は山梨に古くから伝わる民謡「甲州縁故節」を原曲としていることが判明している。ただし、この件に関して宮崎は「世間では、長崎へ出かせぎに来よっていた甲州の石工の唄を、私が勝手に頂いてしまったとか何とか、無責任なこと言うとるが、それはまるっきり逆たい。/あの石工たちが、私のつくった歌をおぼえて甲州へ帰って、はやらせよったんじゃ」(出典:小池亮一著「夢を喰う男 宮崎康平伝」215頁(1982年講談社))と語ったという。その後1973年10月に、NHKの『みんなのうた』で、シリーズ企画「お国めぐりシリーズ」第28弾として、『島原地方の子守唄』というタイトルで放送。編曲は岩代浩一、歌は由紀さおりが担当した。定時番組の再放送は1974年8月・9月のみ、その後は1982年11月23日放送の『特集みんなのうた』で放送されただけだったが、2011年からの「みんなのうた発掘プロジェクト」で映像が寄せられ、2012年放送の『みんなのうた発掘スペシャル』で再放送された。 ==外部リンク==
*島原市 - 島原観光ガイド - 島原の子守唄
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「島原の子守唄」の詳細全文を読む
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