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竹島(たけしま)は、日本海の南西部に位置する島。主に2つの急峻な岩石でできた島からなる。韓国が実効支配しており、日本および北朝鮮〔北朝鮮も、竹島を「民族固有の領土」と主張し、南北共同の歴史学者討論会を開いたり、韓国での対日抗議行動を好意的に報道している。〕がそれぞれ領有権を主張している。「竹島」は日本における呼称で、韓国・北朝鮮では「独島(獨島、トクト、、Dokdo)」、第三国では中立的立場から「リアンクール岩礁 (Liancourt Rocks)」などと呼ばれている。 本来は人の住める環境ではなく無人島であったが、1953年以降、韓国が武力行使によって占拠、韓国の武装警察官が多数常駐し実効支配を継続している。日本はこれに対し「不法占拠」として抗議を続けている〔竹島問題で玄葉外相明言「韓国が不法占拠」 〕。しかし韓国側は、独島(竹島の韓国名)は歴史的・地理的・国際法的に韓国の固有領土であると主張し、独島問題に領土問題は存在しないという立場を取っている。〔独島に対する大韓民国政府の基本的立場、http://dokdo.mofa.go.kr/jp/dokdo/government_position.jsp〕 == 名称 == 竹島は、日本において幕末以前は「松島」と呼ばれ、現在の鬱陵島が「竹島」と呼ばれていた。幕末から明治中期にかけて西洋の近代的地図で鬱陵島に「松島」と誤って記載された。日本でもそれに伴い鬱陵島を松島としたため、本来の松島(現在の竹島)の日本名がなくなってしまった。 明治38年(1905年)この時まで西洋名で表示されていた現在の竹島を「竹島」とし、竹島とされていた鬱陵島を元の「鬱陵島」に戻した。 (詳細は、竹島外一島を参照) 韓国では現在の竹島を「独島」と呼んでいる。韓国は、「于山島」を現在の竹島とし、古来から先占していると主張しているが、于山島が現在の竹島である根拠は明確ではない。1900年大韓帝国「勅令第四十一号」〔で「石島」を鬱陵島に置かれた郡庁の管轄としており、韓国ではこの石島が現在の竹島で、1906年までに「独島」という名称に変更したと主張しているが、名称変更の理由は不明で石島が現在の竹島である明確な証拠もない。 (詳細は、于山島・石島を参照) 他の国では、1849年にフランスの捕鯨船 Liancourt 号が現在の竹島を発見し「リアンクール岩礁(Liancourt Rock)」と命名して以来、現在でもこの名称で呼ばれることが多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「竹島 (島根県)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Liancourt Rocks 」があります。 スポンサード リンク
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