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島津久世 : ウィキペディア日本語版
島津久世[しまづ ひさよ]
島津 久世(しまづ ひさよ、応永4年(1397年) - 応永24年1月13日1417年1月30日))は室町時代前期の武将。薩摩島津氏の分家である総州家4代当主。父は3代当主の守久。子に久林(5代)。
応永20年(1413年)、伊集院頼久が反乱を起こすと(伊集院頼久の乱)、島津宗家8代当主の島津久豊に請われ出陣する。東市来宮園に進軍、伊集院軍の後方を襲う計画であったが突如裏切り久豊の軍を襲撃、伊集院方に勝利をもたらす。伊集院頼久はその功績に報いて、父守久の代に没収された川辺の地を久世に与える。しかし頼久は肥後相良氏の援護を受けた久豊に大敗。応永24年(1417年)、久世は和解のため久豊の下を訪れた後、宿舎を包囲され自殺した。
子の久林は久豊の子・島津忠国に攻められ、守久と共に肥前へ逃亡、永享2年(1430年)に薩摩に戻ったが、忠国の襲撃を受けて自殺、総州家は断絶した。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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