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島津久基 : ウィキペディア日本語版
島津久基[しまづ ひさもと]
島津 久基(しまづ ひさもと、1891年明治24年)4月16日 - 1949年昭和24年)4月8日)は、国文学者、東京大学文学部名誉教授。
鹿児島県生まれ。島津氏分家・花岡島津家の出身。東京帝国大学卒。第一高等学校教授ののち、東京帝大助教授を1926年まで務め病気のため辞職、東洋大学教授ののち、1943年再度帝大教授。『源氏物語』岩波文庫版で、本文の傍らに主語を記する方式を初めて用い、現在も踏襲されている。その他古代・中世の伝説・説話・物語文学を研究。
== 著述 ==

*『源氏物語 紫式部』 中興館、1921
*『日本新文典』 藤村作共著、至文堂、1921
*『近古小説選』 中興館、1927
*『上世文学選』 中興館、1928
*『中世文学選』 中興館、1928
*『近古小説新纂』初輯、中興館 、1928
*『随筆評論選』 中興館、1929
*『羅生門の鬼 国民伝説二十三話』 新潮社、1929、のち平凡社東洋文庫
*『竹取物語』 岩波文庫、1929
*『近世文学選』 中興館、1929
*『源氏物語 1-4』 岩波文庫教科書版 、1932
*『国民伝説類聚』前輯、大岡山書店 、1933
*『対選国文新抄』 中興館、1933
*『義経伝説と文学』(著)明治書院、1935
*『お伽草子』 岩波文庫、1936
*『祖国文芸と国民教育』(著)日本文化協会、1936
*『源氏物語新考』 明治書院、1936
*『今昔物語集』 春陽堂書店、1937-1943(大日本文庫 文学篇)
*『古典新抄』主巻、中興館、1938
*『源氏物語研究』 山岸徳平共著、新潮文庫、1938
*『国文学の新考察』(著)至文堂、1941
*『やまとごころ』(著)成武堂、1942
*『歓喜咲』(著)河出書房 、1942
*『釈評源氏物語』巻1-5、中興館、1930-1942
*『紫式部』(日本文学者評伝全書) 青梧堂、1943
*『日本国民童話十二講』 山一書房、1944
*『源氏物語新考』 明治書院、1946
*『国文学ノート』 河出書房、1947
*『鎌倉つれづれ草』 矢島書房、1947
*『日本文学考論』 河出書房、1947
*『やさしい国語辞典』 同学社、1948
*『竹取物語精解』 技報堂、1949
*『紫式部の芸術を憶ふ 源氏物語論攷』 要書房、1949





抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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