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島津久本 : ウィキペディア日本語版
島津久本[しまつひさもと]

島津 久本(しまづ ひさもと)は、江戸時代後期から末期薩摩藩士。都城私領主である都城島津氏24代当主。
天保5年(1835年)、農業推進のため百姓寄合田の制度をはじめる。共同農地を設け複数の農家に耕させ、その収益を労役負担に役立たせようとする制度で、王朝の井田制を手本にしたと思われる。
西洋砲術を導入し、牛痘を行ったり、積極的に産業の育成に努めたりした。
藩主島津斉彬より東目海岸防御総頭取(大隅半島の沿岸防御指揮官)に任じられた。
安政3年(1856年)、息子の久静に家督を譲ったが、久静は島津久光の命で上京した際に病死した。新たに当主となった孫の久寛はまだ幼かったため、再び久本が政務を見た。そのため、幕末の都城を取り仕切ったのは事実上久本といえる。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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