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島津幕府[しまづばくふ] 島津幕府(しまづばくふ)は、幕末・明治時代初期に島津久光が構想していた政権。 == 概要 == 薩摩藩内で倒幕の機運が高まり始めた時でも、藩主の父であり薩摩藩の実権を握っていた久光は、倒幕に対しては消極的だった。八月十八日の政変以後も依然として薩摩を警戒していた幕府側も、島津家が江戸幕府に取って代わろうとしているという懸念があった(武力で天下を取った武家は豊臣秀吉以外皆幕府を開いているという前例があった)。 しかし、大政奉還・王政復古の流れの中、久光が征夷大将軍となることはできず幕府を開けなかった。なお、島津重豪が鎌倉に島津家の墓所を創ったのも、島津家と源頼朝に纏わる伝承も、島津幕府成立が島津家代々の悲願であったからである、という説もある〔『戦国大名県別国盗り物語』八幡和郎 PHP新書〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「島津幕府」の詳細全文を読む
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