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崇道天皇社[すどうてんのうしゃ]
崇道天皇社(すどうてんのうしゃ)は、奈良県奈良市西紀寺町にある神社。旧社格は村社。 紀寺天王とも呼ばれ、かつては璉珹寺(紀寺)の鎮守として祀られた〔池田源太、宮坂敏和、奈良県史編集委員会編『奈良県史 第5巻 神社』、名著出版、1989、p.267〕。同寺東北に鎮座。薬師堂町の御霊神社とともに南都二大御霊社とされる〔池田源太、宮坂敏和、奈良県史編集委員会編『奈良県史 第5巻 神社』、名著出版、1989、p.265〕。 == 歴史 == 平城天皇の大同元年(806年)の草創と伝わる〔〔奈良市史編集審議会編『奈良市史 社寺編』、吉川弘文館、1985、p.87〕。 五條市の藤井家に蔵される長禄2年(1458年)の「霊安寺御霊大明神略縁起私記」によると、『又奈良ノ南里ノ紀寺ノ天王ト申スモ、崇道天皇ニテマシマスナリ』とあり、怨霊を鎮めるために祀った御霊神社の一つである〔『日本歴史地名大系. 第30巻 (奈良県の地名)』 (平凡社 1981年) p.520〕。南都八所御霊の一座として御霊会が行われる〔。 「大乗院寺社雑事記」の応仁2年(1468年)10月15日の条には、春日大社の末社であり本地は弥勒菩薩であると記されている〔〔。
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