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嵐 小六(あらし ころく)は、上方の歌舞伎役者の名跡。屋号は吉田屋。女形が多いが、江戸時代には代々が大坂嵐小六座の座本でもあった。 二代目が三代目の門弟という捻れた関係にあるのは、三代目が初代の御曹司、二代目が初代の高弟、という関係にあったため。 *初 代 嵐 小六 *三代目嵐三右衛門の門弟、1710–86。若女形 → 立役。 *吉田小六 → 初代嵐小六 → 五代目嵐三右衛門 *二代目 嵐 小六 *三代目(初代嵐雛助)の門弟、生没年不詳。はじめ初代姉川大吉の門人。女形。 *姉川菊八(大黒屋)→ 二代目嵐小六 → 七代目嵐三右衛門 → 姉川菊八(大黒屋) *三代目 嵐 小六 *初代の子、1741–96。「小六」の名跡ははじめ父の高弟だった姉川菊八が襲ったので、岩次郎は父の俳名「雛助」を訓読みにしてこれを名跡にした。女形 → 立役 → 公家悪。 *初代嵐岩次郎 → 初代嵐雛助 → 初代叶雛助 → 三代目嵐小六 *四代目 嵐 小六 *三代目代の子、1783–1826。立女形。 *二代目嵐岩次郎 → 八代目三右衛門 → 初代叶三右衛門 → 初代叶珉子 → 四代目嵐小六 *五代目 嵐 小六 *四代目代の弟、?–1858。若女形 → 年増 → 老女。 *叶八十次郎 → 二代目叶珉子 → 五代目嵐小六 *六代目 嵐 小六 *三代目嵐吉三郎の姻戚、?–1879。 *嵐鱗昇 → 六代目嵐小六 → 四代目嵐吉三郎(岡嶋屋) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「嵐小六」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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