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宮戸島[みやとじま]
宮戸島(みやとじま)は、宮城県東松島市にある陸繋島で、仙台湾の支湾である松島湾と石巻湾とを分ける位置にある。島としては、松島湾で最大の面積を持つ。人口は約1,200人。 日本三景・松島の観光地区の1つ「奥松島」の主要部である。島の最高峰である大高森からの眺望は「壮観」と呼ばれ、「松島四大観」の1つである。また、島の東南の「嵯峨渓」は名岩・奇岩が多数連なり、「日本三大渓」の1つに数えられる。 == 地理 == 現在の当島は野蒜海岸()の南端にあり、同海岸を陸繋砂州とする陸繋島になっている。かつて同海岸とは潜ヶ浦水道(かつぎがうらすいどう。~)〔(宮城県石巻港湾事務所「潜ヶ浦地区海域環境対策コラボ事業懇談会資料 」 2008年2月15日)〕をまたぐ松ヶ島橋()によって結ばれ、宮城県道27号奥松島松島公園線が通っていたが、2011年に松ヶ島橋は津波で流失している。当島の西側にある浦戸諸島の寒風沢島()とは、わずか80mの幅の鰐ヶ渕水道()を挟んで向かい合っているが、浦戸諸島は旧宮城郡域となっている。 気候は温暖で、椿などの暖地性の植物と寒地性の植物が共存する珍しい場所でもある。島はほとんど山地で、平地は少なく、海岸線が入り組んでいる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮戸島」の詳細全文を読む
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