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岳霊珊[がく れいさん]
岳霊珊(がく れいさん、、)は、金庸の武俠小説『秘曲 笑傲江湖』に登場する主要人物のひとり。令狐冲の師匠で華山派総帥の岳不群の一人娘。母は寧中則。 ==生涯== 名門華山派の総帥である岳不群の一人娘として生まれた。輝くばかりの美貌と天真爛漫な人柄の持ち主だが、ときたま名門の娘にありがちなわがままな性格が出る。令狐冲から一途に愛され、彼女自身も幼いころから兄弟子の令狐冲を慕っていた。2人の心が通じ合って初めて完成する冲霊剣法を編み出すなど、2人の仲は盤石なものだと思われていた。 しかし、のちに林平之が入門し、姉弟子として彼に武芸を教えているうちに、2人は恋に落ちてしまう。林平之と恋仲になった途端、誤解も重なり、令狐冲に対して冷淡な態度をとるようになる。のちに林と結婚。 しかしながら林平之との恋愛が幸せだったのは結婚するまで。結婚してから日に日に冷淡になる夫に戸惑いながらも、夫婦生活を求めるが拒絶され、ついに結ばれることはなかった。 復讐に狂って辟邪剣譜を完全な形で習得した夫に翻弄され、ついには彼の手で命を落とす。しかし、彼女の仇を取ろうとした令狐冲に、夫の命を奪わないよう懇願するなど、死に際まで夫を信じて愛し続けた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岳霊珊」の詳細全文を読む
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