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川中島[かわなかじま]
川中島(かわなかじま)は、長野県長野市の犀川と千曲川に囲まれた三角地帯の地名。 == 概要 == 地形的には、長野盆地へ流れ出した犀川が盆地への出口を扇頂として形成した扇状地の扇端から千曲川との合流点にかけての区域に当たる。扇頂部と扇端部との標高差は南に約12m、東には約24mある。扇状地上はこの扇頂付近を水源とするかつては何本もに分かたれた枝川からは昭和初期まで鮭や鱒などの漁獲量が豊かだった。またそれら枝川だった用水網によって灌漑され、肥沃な耕地が開かれてきた。千曲川はこの犀川による扇状地によって東側の山際へ押し付けられ、避けるように南東の松代方面へ大きく曲流する。 長野冬季五輪の開閉会式場となった南長野運動公園建設に際しては、しばしばの大洪水に流されたり埋められたりしたと見られる室町時代から弥生時代にまで遡る大集落跡が確認されるなど古来から人々が暮す豊かな地であることを示している。現在では白桃の発祥の地としても知られている。川中島へは両河川を渡るいくつもの橋がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川中島」の詳細全文を読む
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