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川井憲次[かわい けんじ]
川井 憲次(かわい けんじ、''Kenji Kawai''、1957年4月23日 - )は日本の作曲家。東海大学工学部原子力工学科中退、尚美音楽院中退。本人が自分のことを「かーい」と表すため「かーいさん」と呼ばれている。インストゥルメンタルバンドであるfox capture planのカワイヒデヒロは甥。 == 略歴 == 在籍していたバンドがコンテストで優勝するのを期に、ギタリストとして活躍。その頃から自宅録音に興味を覚え、舞台やCM音楽などを手がけ、劇伴作曲家としての活動をスタートする。 1986年、植岡晴喜監督、つみきみほ主演のダーク系ファンタジー映画『精霊のささやき』を担当。映画『紅い眼鏡』で押井守と出会い(「自宅録音で制作費が浮くから」起用されたといわれる)、以後押井守の作品に欠かせない人物となった。、『機動警察パトレイバー』や『攻殻機動隊』の劇場版の作曲を担当する。『BLOODY MALLORY』などのフランス映画、『美しき野獣』『南極日誌』(佐久間正英との共作)などの韓国映画でも作曲を担当する。また政治、官公庁など硬派な題材を用いたポリティカル・フィクション風の世界観と最もマッチするため日本のテレビ番組のBGMとしても利用されることが多い。 2005年、AMD Awardの「Digital Contents of the year」に出品された『イノセンス』で「Best Music Composer賞」を受賞。 2008年、第41回シッチェス・カタロニア国際映画祭に出品された『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』で日本人としては三人目となる最優秀映画音楽賞を受賞。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川井憲次」の詳細全文を読む
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