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川島喜代詩 : ウィキペディア日本語版
川島喜代詩[かわしま きよし]
川島 喜代詩(かわしま きよし、1926年10月29日2007年4月24日)は昭和から平成期の日本の歌人である。出版業に携わりながら佐藤佐太郎門下で活躍した。後「歩道」を離れ「運河」を結成、同人として活躍した。
== 経歴 ==

*大正15年(1926年)10月29日、東京浅草鳥越に父喜之助、母むねの次男として生まれる。家業は帽子製造卸業。
*昭和18年 豊島商業学校に編入学、卒業。
*昭和20年 9月まで5ヶ月間兵役に従う。
*昭和22年 朝倉書店に入社、明治大学専門部政治経済学科に入学、同昭和25年3月卒業。
*昭和26年 1月南青山町に佐藤佐太郎を訪問、ノートの選歌を受けて感奮、「歩道」に入会。
*昭和28年 職場の同僚青山彩子と結婚。
*昭和31年 上司の誠信書房に投じ多忙、作歌を中断、過労で病臥。
*昭和35年 秋再び「歩道」に復帰。
*昭和39年 独立自営の道を選び、新宿区西新宿に学術書出版の川島書店を創業。
*昭和44年 第1歌集『波動』を上梓、第14回現代歌人協会賞を受賞、現代歌人協会会員。
*昭和50年 第2歌集『層灯』を刊行。
*昭和56年 『短歌研究1980年4月号』の「冬街30首」によって、第17回短歌研究賞を受賞。
*昭和58年 3月同志とともに「歩道」をはなれ、「運河の会」を結成。
*昭和58年 6月第3歌集『星雲』を刊行。同8月歌誌『運河』創刊。
*昭和61年 第4歌集『人の香』刊行。
*平成6年  第5歌集『水の器』刊行。
*平成10年 第6歌集『消息』刊行。
*平成11年 秋田県にかほ市賀祥山禅林寺境内に歌碑建立。
*平成12年 11月歌碑除幕式、碑歌は「大寺は山を負へれば朝闌けてわが身あづけんしづけさにあり」。
*平成16年 大脳皮質基底核変性症の診断。
*平成17年 第7歌集『沈黙』刊行。
*平成19年 4月24日 気管支肺炎のため逝去。享年80。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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