|
川崎火力発電所(かわさきかりょくはつでんしょ)は神奈川県川崎市川崎区千鳥町5-1にある東京電力の天然ガス火力発電所。 == 概要 == 1961年7月に1号機が運転を開始、6号機までが建設された。燃料は当初石炭だったが、ナフサを経てLNGに転換した。 燃料であるLNGは、東扇島火力発電所に併設されたLNG基地からパイプラインにより供給を受けている。 その後、設備の老朽化や電力需要の増加により、旧発電設備を廃止し新たに排熱回収型コンバインドサイクル発電方式の設備を建設する更新計画が発表され〔川崎火力発電所1・2号系列計画について 1996年8月6日 〕、2009年2月に1号系列全軸が運転を開始〔川崎火力発電所1号系列全軸の営業運転開始について 2009年2月5日 〕、2013年2月に2号系列第1軸が運転を開始〔川崎火力発電所2号系列第1軸の営業運転開始について 2013年2月1日 〕、2016年1月に2号系列第2軸が運転を開始した〔「川崎火力発電所2号系列第2軸の営業運転開始について 2016年1月29日 〕。 2号系列第2軸と3軸には熱効率を61%に高めた1,600℃級コンバインドサイクル発電方式が採用され、単体出力を50万kWから71万kWに向上させる〔川崎火力発電所2号系列2軸、3軸設備増設計画に係る環境影響評価方法書の届出について 2009年9月3日 〕。 2008年12月には、商用として稼動しているLNG火力発電所としては世界最高の熱効率である59%を1号系列が達成したことが高く評価され、米国の業界紙「Power Engineering Magazine」が選定する「08年最優秀ガス火力発電プラント」(The 2008 winner for best gas-fired project)を受賞した。 2010年2月より川崎市千鳥・夜光地区コンビナート内の10社に対して蒸気供給を行っている〔「川崎スチームネット株式会社」の営業開始について 2010年2月1日 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川崎火力発電所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|