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川崎病 : ウィキペディア日本語版
川崎病[かわさきびょう]

川崎病(かわさきびょう、)は、おもに乳幼児にかかる全身の血管炎症候群。主に中型の血管が全身性に炎症を起こすことで、発熱、発疹、冠動脈病変など様々な症状を惹き起こす。小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群()とも言われるが、世界的に川崎病 (KD) が一般的。
1961年日本赤十字社小児科医・川崎富作が患者を発見し、1967年に報告し名づけられた。病名は、発見者である川崎富作にちなむものであり、川崎市川崎公害川崎医科大学とは無関係である。
== 疫学 ==
日本をはじめとするアジア諸国に多く、欧米では少ない。男女比は1.3~1.5:1でやや男児に多い。発症年齢は4歳以下が80%以上を占め、特に6ヶ月~1歳に多い。罹患患者の2~3%に再発がある。伝染性の病気ではないが、1~2%が兄弟で発症する。冠動脈径 8mm以上(通常 2mm以下)が約0.5%発生し、死亡率は約 0.05%程度。年齢により症状は異なる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「川崎病」の詳細全文を読む



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