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川徳[かわとく]
株式会社川徳(かわとく、英称:''Kawatoku Co.,Ltd.'')は、岩手県盛岡市に本社を置く百貨店である。日本百貨店協会加盟。 == 沿革・概要 == 創業140年を誇る老舗。盛岡市菜園の本店「パルクアベニューカワトク」は盛岡市街地唯一の日本百貨店協会加盟店である〔出典:2005年度百貨店調査 日本経済新聞社。パルクアベニューカワトクは売上高全国94位。売場面積25673平方メートル、売上高236億7300万円〕。毎年11月に開催するセール「えびす講」や、元日の「福袋」は客が殺到することで知られる。本店に隣接して別館「Cube-II」、盛岡市緑が丘には食品スーパーを核とした複合店舗「アネックスカワトク」を運営。アネックスカワトクと本店を結ぶカワトク会員専用の無料シャトルバス「カワトクスーパーシャトル」がスーパーハイデッカータイプの専用塗装車で運行されている〔車種:日野・セレガ。運行委託先:岩手県北自動車盛岡営業所、日によって一般車で運行の場合あり。〕。百貨店事業の他、カード事業、旅行代理店「カワトクトラベル」、チケット販売、レストラン等を経営する「グルトンカワトク」、セレクトショップ「葡萄屋」、県産品・クラフトセンター「かわとく壱番館」など多様な事業を展開している。 お中元やお歳暮の「KAWATOKU」の包み紙は盛岡市内はもとより岩手県内でも強固なブランドであり、「カワトク=良い物」というイメージは高いものの、近年は地盤である北東北地方の景気回復の遅れ、またお膝元である盛岡市郊外への「イオンモール盛岡」(2003年8月)や「イオンモール盛岡南」(2006年9月)の出店もあり業績は伸び悩んでいる。県内各地にあったサテライトショップ「プラザカワトク」(宮古市、水沢市、大船渡市、久慈市、一関市)も徐々に閉鎖し2005年に全廃した。百貨店業態は本店のみで多店舗展開はしなかったため大きな打撃こそ受けてはいないが、旗艦店である本店の売上高回復が喫緊の課題となっている。なお2012年には、宮古市に外商窓口を兼ねた小型店舗「カワトク宮古」を開設し、宮古市に再進出している。 商品仕入は伊勢丹系列の全日本デパートメントストアーズ開発機構に加盟している。2005年にはイーバンク銀行(現・楽天銀行)と提携、最近ではハウスカードである「パルクカード」からセゾンカードと提携〔ちなみに、提携先のクレディセゾンの前身は、かつて盛岡にも店舗があった緑屋である。〕し「カワトクカード」に一新するなど、新しい試みも行われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川徳」の詳細全文を読む
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