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川手 二郎(かわて じろう、1904年〔川手二郎 、アテネ・フランセ文化センター、2010年1月25日閲覧。〕 - 没年不明)は、日本の映画監督、脚本家である。 == 人物・来歴 == 1904年(明治37年)、長野県に生まれる〔。 阪東妻三郎のファンであった〔。エキストラ出演を経て、1927年(昭和2年)ころ助監督となる〔。 1931年(昭和6年)設立の新興キネマに参加する〔。1932年(昭和7年)、監督に昇進し、『父をたづねて三千里』で監督としてデビューした〔川手二郎、日本映画データベース、2010年1月25日閲覧。〕。1935年(昭和10年)開所した新興キネマ東京撮影所(現在の東映東京撮影所)に異動、サイレント映画あるいはサウンド版の映画を監督し続けた〔。 1936年(昭和11年)5月7日に公開された監督作『残月の歌』を最後に、トーキー専門のピー・シー・エル映画製作所(現在の東宝スタジオ)に移籍した〔。同社では、文化映画を約10本監督した〔。 その後、引退し、長野県の郷里に戻って不動産業を行った〔。その後の消息は知れない。 2009年(平成21年)、第18回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で『福寿草』が上映された〔乙女シリーズ その一 花物語 福壽草 、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、2010年1月25日閲覧。〕。同作は、サウンド版として製作されたが、現存するプリントは音声トラックのないサイレント版である〔安部善重コレクション1 、東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年1月25日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川手二郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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