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川越火力発電所(かわごえかりょくはつでんしょ)は、三重県三重郡川越町大字亀崎新田字朝明87-1にある中部電力の天然ガス火力発電所。 == 概要 == 1989年(平成元年)6月に1号機が運転を開始、4号系列までが建設された。 燃料に液化天然ガス(LNG)を使用している。天然ガスを液化する際にガス中の「ちり」、また燃焼時には硫黄分などの不純物を取り除いているため、硫黄酸化物や煤塵の発生がなく、クリーンな発電を行っている。 1、2号機は主蒸気温度566℃、主蒸気圧力31MPa、さらに二段再熱式(再熱蒸気温度は二段とも566℃)とした超々臨界圧のボイラーおよび蒸気タービンを採用した。 3、4号系列は排熱回収型コンバインドサイクル発電方式を採用し、熱効率48.5%(高位発熱量基準)を達成している。 かつては世界最大の火力発電所であったが、2007年(平成19年)に台湾の台中発電所(583.4万kW)〔海外電力調査会『海外電力調査会:データ集:グラフとデータ:世界の主要発電所 』 2010年5月7日閲覧。〕、2008年に韓国の保寧(ポリョン)発電所(595.4万kW)〔『データブックオブ・ザ・ワールド 2009年版』(二宮書店、平成21年1月15日、479pp. ISBN 978-4-8176-0333-3)の89ページ右下の表5「世界のおもな火力発電所(2008年10月現在)」による。〕、2010年(平成22年)10月に東京電力の富津火力発電所(504万kW)〔東京電力 火力発電所 設備一覧 〕に追い抜かれた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川越火力発電所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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