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川辺馬車鉄道 : ウィキペディア日本語版
川辺馬車鉄道[かわべばしゃてつどう]

川辺馬車鉄道(かわべばしゃてつどう。#読み参照)は、明治時代に存在した尼崎 - 伊丹間の鉄道路線、およびその路線を運行していた鉄道会社
1891年明治24年)尼崎 - 伊丹間に開通した関西で最初の馬車鉄道〔一般営業ではないが大阪の造幣寮において明治4年から馬車鉄道 が運行されていた。〕。2年で軽便鉄道摂津鉄道となり、後に私設鉄道の阪鶴鉄道となり、終に国有化されるなどの変遷の複雑さのためか、資料も少なく謎の馬車鉄道となっており、大阪馬車鉄道などに比較して知名度が低い。福知山線の基となった路線のみならず、阪鶴鉄道が計画していた大阪直通線が箕面有馬電気軌道(現阪急電鉄)の設立根拠となるなど、摂津地域の鉄道史に一連の流れをつくる基となった鉄道会社である。
== 路線データ ==

* 路線距離:2里3町43間(約8km)
* 軌間:1067mm
* 停車場(当時の鉄道ではでなく停車場の名称が一般的)
 * 尼ヶ崎(旧国鉄尼崎港駅。尼崎城内南側に設置)
 * 大物(旧国鉄金楽寺駅の南およそ700m。阪神大物駅付近)
 * 長洲(旧国鉄神崎駅、現JR尼崎駅との乗り継ぎ駅。神崎駅の西およそ300m)
 * 塚口
 * 伊丹南口(現猪名寺駅の北およそ800m)
 * 伊丹
* 所要:尼ヶ崎(尼崎港) - 伊丹間約1時間10分
* 乗降者:1日500-900人程、最大1日約2500人
* 列車本数:1日9往復
 * 尼ヶ崎始発4:57、尼ヶ崎最終発22:34

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「川辺馬車鉄道」の詳細全文を読む



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