翻訳と辞書 |
巣引き[すびき] 巣引き(すびき)とは飼鳥用語の1つで飼育環境下での繁殖を指し、具体的には累代飼育のことである。ただし家畜として飼うことの多いニワトリやアヒルの繁殖についてはこの語は用いず、単に繁殖とか増殖といった語を用いることが多い。 == 家庭における巣引き == 鳥を飼うことの楽しみの1つでもありさまざまな方法があるが、特に家庭において狭い鳥かごのみを使用する場合は庭箱と呼ばれる特殊なかごを用いて神経質になる親の安静を保ち産卵させる。しかし高級フィンチの多くは産卵までには至るものの抱卵はせずそのまま放棄に至る例が多いので、産んだ卵をジュウシマツに預けて育雛させるなど特殊な技術を要する。育雛期には食性がふだんの穀類から昆虫などを主体にしたそれに変化するものも多いので、アワ玉と呼ばれるタンパク質を付加した特殊な飼料や巣引きのためのバードフード、すり餌を与えるなどもする必要がある。またこの時期に親から離してさし餌を行うと手乗りになる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「巣引き」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|