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巣雲山[すくもやま]
巣雲山(すくもやま)は静岡県伊豆市と伊東市の境界付近にある火山。頂上部は伊豆市にある。標高は581m。伊豆半島ジオパークのジオサイト〔指定地の意〕の一つ。 == 概要 == 巣雲山は伊豆東部火山群の約13万2000年前〔約13万1000年前の表記もある〕の火山活動によって形成された"巣雲山~長者原~高塚山火山列"のスコリア丘である〔伊豆東部火山群の時代(3) 巣雲山 - 静岡大学 小山真人、2016年1月閲覧〕〔巣雲山 - 伊豆半島ジオパーク、2016年1月閲覧〕。巣雲山は伊東市のシンボル的存在の大室山火山と同じ種類の火山である。なおどちらも単成火山であり再び噴火することはない〔伊豆東部火山群の時代(1) 群れをなす小さな火山たち - 静岡大学 小山真人、2016年1月閲覧〕。 山名の「すくも」とは稲の籾殻のことを意味し、その昔、巣雲山の西にある長者原の富豪が、この地にたくさんの籾殻を捨て、それが積もって塚となり、ついには山になったとの伝承が残る〔山頂の解説版による〕。 山腹には伊豆スカイラインが通り、富士山方面を見渡せる巣雲山駐車場が設置されている。山頂まで複数の登山道が整備され、最短ルートの巣雲山駐車場からは10分ほどで登頂できる。 戦前には航空灯台が設置されていたことがあり、展望台の前にそれを印した杭がある〔戦前の航空灯台 柴田昭彦 、2016年1月閲覧〕。近くの伊豆の国市立大仁東小学校や伊東市立宇佐美小学校の校歌には『巣雲山』の名が歌われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「巣雲山」の詳細全文を読む
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