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工事カメラ[こうじかめら]
工事カメラ (こうじかめら) とは工事現場の撮影に特化したカメラのこと。 ==性能==
工事カメラとして販売されているものの多くは、屋外での過酷な使用を想定し、防水性、防塵性、耐衝撃性、信頼性に優れた設計となっており、建設関係者のみならずスキーなどのアウトドアスポーツ愛好家の間でも利用者が多い。ただし重量的には重く、デザインもごつく男性的なものが多いが、近年では操作性に劣るが小型・軽量設計で携帯性を重視した工事カメラも販売されている。 撮影機能の特徴としては、工事現場での撮影を考慮し、鉄筋のような長尺の資材や、空間全体を撮影する必要があるため広角レンズ〔35mmフィルム換算で35mmまたは28mm相当〕が搭載されている。また、トンネルの坑道内など低照度下で明るい画像を得るために、強力な内蔵フラッシュを搭載したり、デジタル工事カメラでは標準設定で高感度撮影モードにセットされるなど、一般のスナップ撮影を目的としたカメラとは異なる仕様が施されている。 右のカメラは、ISO感度100でのガイドナンバーが17.5という非常に強力なフラッシュ〔通常のコンパクトカメラの内蔵フラッシュのガイドナンバーは7~11、一眼レフカメラの内蔵フラッシュでも12~14程度が多数である。またこれらの内蔵フラッシュの多くが28mmの画角をカバーできない。〕を搭載している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「工事カメラ」の詳細全文を読む
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