|
仕事率(しごとりつ)とは工率(こうりつ)やパワー()とも呼び、単位時間内にどれだけのエネルギーが使われている(仕事が行われている)かを表す物理量である。「動力性能」という語があるが、その場合これを指すことが多い。 == 定義 == 仕事率''P''は、仕事を''W''、時間を''t'' としたとき、次式で表される。 仕事率と同等の概念として電力 (Electric power) がある。電力は、以下のように電流と電圧の積で表すことができる。 このことからもわかるように、電気回路においてモーターなどで電力が消費されると、それと同等の仕事率で別のエネルギーが生成される(仕事が行われる)。これは、電気エネルギーと位置エネルギーや運動エネルギーの総量は変化しないというエネルギー保存の法則によるものである。 仕事率と同等の概念として放射束 (Radiant flux) もある。電力スペクトル密度は波が放射されたときの各周波数成分における放射束をさす。電力スペクトル密度は ''Power spectrum density'' の訳として使われている。しかし、この ''Power'' は仕事率のことであり電気と関係ない場合でも用いられるが、歴史的経緯からこう呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仕事率」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Power (physics) 」があります。 スポンサード リンク
|