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巨勢文雄 : ウィキペディア日本語版
巨勢文雄[こせ の ふみお]
巨勢 文雄(こせ の ふみお、天長元年(824年) - 寛平4年3月5日892年4月5日))は、平安時代前期の貴族・文人。氏姓は味酒(うまさけ)首のち巨勢朝臣直講・味酒浄成の孫とする系図がある〔鈴木真年『百家系図』巻52,河内国河内郡額田邑住高内氏家譜〕。娘に大江千古室がいる。官位従四位下修理大夫
== 出自 ==
味酒首は平群氏の一族で、味酒部(酒人部の一種で醸造に従事した部民)の伴造氏〔太田亮『姓氏家系大辞典』角川書店、1963年、735-736頁〕。『日本三代実録』の改姓記事によると、一旦味酒臣の賜姓を受けた後、零落して伊勢国貫付され、のちに臣姓から首姓に改姓して今度は左京に貫付されたという〔。父の名は不詳だが、が酒泉であったことが知られる〔醍醐寺本『水言抄』目録〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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