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差額室料[さがくしつりょう] 差額室料(さがくしつりょう)とは、健康保険適用の範囲外で患者に請求される病室の費用のことをいう。差額ベッド代ともいう。差額室料を要する病室を特別療養環境室(通称「特別室」)といい、より良い医療を受けるための健康保険適用外の費用を特別の料金という。差額室料も特別の料金の一種である。 == 概要 == 2004年7月の日本厚生労働省のまとめでは、差額ベッドは1日最低50円から最高21万円の23万床余りが日本に存在し、料金別に見ると、10,500円以下が9割近くを占める〔病院で異なる差額ベッド代 (YOMIURI ONLINE)、2006年11月17日付、2008年5月31日閲覧。〕が、首都圏では倍以上となる。一人部屋が6割を占めるが、2 - 4人部屋もある。 保険診療報酬は診療行為ごとに一律に設定されているため、病院にとって、差額ベッドは数少ない増収策の一つである。東京大学医学部附属病院では、国立大学の法人化に伴い増収の必要に迫られ、数年前に完成した入院棟について高額な差額ベッドは値下げし、医療現場でも差額ベッドを積極的に勧めてきた結果、差額ベッドの稼働率を大幅に増加させた〔分かる!差額ベッド(下)個室志向…増収の柱 、(Sankei WEB)、2006年11月8日付、2008年5月31日閲覧。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「差額室料」の詳細全文を読む
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