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巴金(ばきん、1904年11月25日-2005年10月17日)は中華人民共和国の小説家、翻訳家、エッセイスト。本名は李尭棠、字は芾甘。巴金はペンネームである。 ペンネームの由来は、自殺した友人・巴恩波とクロポトキン(中国語:)からとったもの。「バクーニン(巴枯宁)とクロポトキンからとった」という説もあるが、これは文化大革命時、巴金に罪を着せるためのデマであり、事実ではない。 エスペラント語の使用者として、中国エスペラント同盟に参加。 代表作に、長編小説『寒夜』、『火』など。 特に長編小説『激流三部曲-家・春・秋』『愛情三部曲-霧・雨・電』は文学的評価が高く、巴金の中国文壇での地位を不動のものにした。1978年末から1986年にかけて「随想録」全150篇を自分の「遺言」として執筆し、その中で文化大革命を起こした中国の社会・思想状況や自らの思想的弱点を深く内省した。81年には「現代文学館」の設立を提唱し、それは1985年に国立の「中国現代文学館」として北京で開設された。1986年には「“文革”博物館」の建設も提唱した。 ==略年譜== *1927年にはフランスで学び、 *1929年、帰国。 *1931年、『家』を発表。 *1957年、文学誌『収穫』を創刊。 *1977年、中国作家協会主席に就任。 *1990年、日本国福岡市 福岡アジア文化賞創設特別賞を受賞。 *2003年、中国国務院から『人民作家』の称号を受ける。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「巴金」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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