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けんちん汁[けんちんじる]
けんちん汁(建長汁あるいは巻繊汁)は、汁物料理の一種。 == 概要 == 大根、にんじん、ゴボウ、里芋、蒟蒻、豆腐を胡麻油で炒め、出汁を加えて煮込み、最後に醤油で味を調えたすまし汁である。地域や家庭によって、味噌仕立ての場合もある。 元来は精進料理なので、肉や魚は加えず、出汁も鰹節や煮干ではなく、昆布や椎茸から取ったものを用いた。 「けんちん汁」の語源については、定かではないが、建長寺の修行僧が作っていたため、「建長汁」がなまって「けんちん汁」になったといわれる説〔NHK総合テレビ 『SAVE THE FUTURE』 2009年6月21日放送分:建長寺僧侶のコメントによる。〕、普茶料理の巻繊(ケンチャン - 野菜を刻み、豆腐を混ぜて炒め、油揚げか湯葉で巻いて油で揚げた料理)がアレンジされ、けんちん汁になった説〔などがある。
茨城県では、特産の蕎麦にけんちん汁をかけ「けんちん蕎麦」としても食されており、また、けんちん汁をつけ汁とした「つけけんちん蕎麦」も存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「けんちん汁」の詳細全文を読む
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