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市中引き回し[しちゅうひきまわし]
市中引き回し(しちゅうひきまわし)は、江戸時代の日本で行われた刑で、死刑囚を馬に乗せ、罪状を書いた捨札等と共に刑場まで公開で連行していく制度である。「市中引廻し」とも。 ここでは江戸で行われた市中引き回しについて述べる。 == 市中引き回しの概要 == 市中引き回しは死罪以上の判決を受けた罪人が受ける付加刑であり、単独の刑罰ではない。 刑が確定した罪人は伝馬町牢屋敷から出された後、縄で縛られて馬に乗せられる。罪状が書かれた木の捨札や紙で出来た幟、刺股や槍を持った非人身分の雑色が周りを固め、南北町奉行所の与力と同心が検視役として罪人を挟む形で後ろを固め、江戸市中を辿った。 時代劇等では罪人は鞍の付いていない裸馬に乗せられているが、実際は菰を敷いた鞍の上に乗せられていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「市中引き回し」の詳細全文を読む
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