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市川筵女[いちかわ えんじょ] 市川 延女(いちかわ えんじょ、1868年(明治元年) - 1944年(昭和19年)9月11日)は、明治から戦前の歌舞伎役者。 明治5年 (1872) 十代目片岡仁左衛門に入り片岡久我松。のち三代目澤村田之助門下で澤村小田之。のち養子となり沢村曙山。養父の死後は二代目市川左團次門人となり市川延女と名乗る。九代目市川團十郎の一座で専ら腰元を演じたり、小芝居の宮戸座に出演したりしていた。のち関西に移籍し初代中村鴈治郎一座で老女形として活躍。 『仮名手本忠臣蔵・六段目』のおかや、『双蝶々曲輪日記・引窓』のお幸などを得意とした。また昭和10年 (1935) 10月の明治座、『競伊勢物語』で初代中村吉右衛門の紀有常に相方で小よしを演じて評判を呼んだ。品格に欠けるが老巧な芸であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「市川筵女」の詳細全文を読む
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