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市村賞 : ウィキペディア日本語版
市村賞[いちむらしょう]
市村賞(いちむらしょう)は、企業集団であるリコー三愛グループの創始者として知られる実業家市村清(1900~1968)の発案により、財団法人新技術開発財団が主宰する賞である。科学技術の進歩とその果実としての産業の発展を対象として、産業分野、学術分野で多大の貢献を為した個人またはグループを表彰する。第22回より産業、学術でそれぞれ「市村産業賞」「市村学術賞」としているが、市村賞の名称で広く知られている。

== 概説 ==
市村は産業の国際競争における技術革新の重要性を説き、国内産業の競争力強化のために研究開発を推進することを目的とした財団法人の設立を発案する。財団法人新技術開発財団は1968年12月12日に設立が認可され、直後に亡くなった市村の遺産である有価証券30億円相当(当時)を基に発足する。
主宰者である財団の設立趣旨から、日本国内の産業力強化に資する観点が重視されていることが特徴である。
第1回(1969年)から第45回(2013年)までの間に、本賞19件、特別賞3件、功績賞(奨励賞)176件、貢献賞(アイデア賞)384件、合計582件が贈呈されている〔2013年8月時点の情報による。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「市村賞」の詳細全文を読む



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