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市立豊中病院 : ウィキペディア日本語版
市立豊中病院[しりつとよなかびょういん]

市立豊中病院(しりつとよなかびょういん、''Toyonaka Municipal Hospital'')は大阪府豊中市にある公立医療機関である。旧豊中市民病院。管理・運営しているのは豊中市。
豊中市の医療の中心であり、がん治療が評価され2002年12月9日厚生労働省認可のがん診療連携拠点病院に指定されている。病棟は15病棟あり、建物は地上8階建てである。
==沿革==

*1944年4月12日 私立病院を買収し「豊中市民病院」として、内科、外科、小児科の3科をもって創設される。豊中市大字轟木48番地の1(31床)
*1954年7月 豊中市岡上の町2丁目1番1号に施設を開設し、「市立豊中病院」に施設名を改称する。(内科、外科、小児科、皮膚泌尿器科、耳鼻咽喉科、整形外科、産婦人科、眼科、理学診療科、歯科)
*1957年7月 総合病院として認可される。同9月 併設伝染病棟新築竣工35床、一般病棟30床増加。(一般142、結核45、伝染35、計222床)
*1958年 基準給食の実施の承認。
*1960年 東病棟の構築が終了する。(一般246、結核58、伝染35、計339床)
*1962年 基準寝具設備の実施の承認。
*1964年 地方公営企業法の認可が降りる。救急病院告示の承認。
*1966年 基準看護実施の承認。南館病棟・診察棟・管理棟の増築が終了する。(一般445、結核58、伝染35、計539床)
*1970年 脳神経外科新設(診療科)
*1972年 心臓外科を新設(診療補助科)
*1975年 結核病床廃止。
*1976年 看護婦寄宿舎新築竣工。
*1978年 医務局を2局制に改組。
*1980年 CTスキャナー診察棟が完成する。
*1988年 病院移転案を豊中市議会に提出する。市議会において新病院予定地を「二尾池」に決定。
*1989年 新病院基本構想案答申。臨床研修医制度発足。豊中市議会が新病院建設基本構想案を承諾する。
*1990年 事務局内に新病院建設準備室を設置。基準看護一部特3類の承認。
*1991年 新病院基本設計完成。医事コンピュータ導入(入院部門)
*1992年 大阪府より新病院建設及び増床許可。
*1993年 新病院実施設計完成。診療報酬点数表甲表に切替。
*1994年 豊中市柴原町に新施設を着工する。
*1997年11月3日 豊中市柴原町に新施設が竣工し、岡上の町から移転する。(一般599、伝染20、計619床)
*1999年 財団法人日本医療機能評価機構より認定を受ける。
*2000年 厚生省・臨床研修病院(医科)(歯科)の指定を受ける。
*2001年 看護婦寄宿舎廃止。
*2002年 循環器科標榜。旧看護婦寄宿舎売却。厚生労働省・地域がん診療連携拠点病院の指定を受ける。
*2003年 院外処方実施。病院運営健全化計画を策定。
*2004年 会計窓口の電光表示案内開始。
*2005年 財団法人日本医療機能評価機構より認定を受ける。登録医制度開始。開放型病床(5床)の運用開始。
*2006年 病院運営健全化中期実施計画を策定。
*2007年 がん相談支援センターを開設。HCU(ハイケアユニット)の運用開始。一般病棟入院基本料 7対1入院基本料の適用開始。地域周産期母子医療センターの認定を受ける。
*2008年 病理診断科、救急科を標榜(院内標榜から移行)。DPC(包括診療報酬請求制度)の対象病院となる。
*2009年 市立豊中病院総合情報通信システム(TOPICS)を導入。病院運営健全化後期実施計画を策定。院内助産院「はぐみ」を開設。緩和ケアセンターを開設。
*2010年 財団法人日本医療機能評価機構より再認定を受ける。厚生労働省より「地域がん診療連携拠点病院」の更新認定を受ける。11月19日 -大阪府より 地域医療支援病院の承認を受ける。消化器内科、消化器外科標榜。
*2011年4月1日 - 地方公営企業法全部適用。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「市立豊中病院」の詳細全文を読む



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