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帆立貝形古墳 : ウィキペディア日本語版
帆立貝形古墳[ほたてがいけいこふん]

帆立貝形古墳(ほたてがいけいこふん/ほたてがいがたこふん)または帆立貝式古墳(ほたてがいしきこふん)は、古墳の一形式で、円丘に小さな方形の張り出しをつけて全体の平面形が帆立貝形になる古墳の総称である。
== 概要 ==
この形式の古墳には、(1) 円墳に方形の造り出しがつくものと(2) 前方後円墳の前方部が短小化したものとの二種類があるが、実際には判断の困難な場合が少なくない。前者には奈良県の乙女山古墳があり、後者には群馬県の赤堀茶臼山古墳があげられる。前者は、ほぼ中期初頭に出現し、前方後円墳に造り出しがつく時期と一致し、円墳に祭祀の場として造り出しを付設したものと理解することができる〔白石太一郎「帆立貝式古墳」の項 田中・佐原(2003)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「帆立貝形古墳」の詳細全文を読む



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