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フォルム・ロマヌム内での位置(赤丸) 帝都ローマ基準点( ウンビリカス・ウルビス・ロマエ,)は、古代ローマにおけるローマ市街地の測量の原点である。フォルム・ロマヌムのロストラ横にある。元々は、高さ2mで直径4.45mの大理石製の円錐形モニュメントがあったと推定されるが、現在はその破片が残っているだけである。 紀元前2世紀にこの地に建てられ、現在見られるものはローマ帝国第20代皇帝セプティミウス・セウェルスが改築したものである。これは、203年のセプティミウス・セウェルスの凱旋門の建設に際して支障になったため、少し場所を移動したためである。ロストラを挟んだ所に設置されている、帝国内の道路の距離の原点を定める黄金の里程標とは別の目的の施設である。 == 関連項目 == * 黄金の里程標(ミリアリウム・アウレウム) * 日本経緯度原点 * 三角点 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「帝都ローマ基準点」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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