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師友協会 : ウィキペディア日本語版
師友協会[しゆうきょうかい]

師友協会 (しゆうきょうかい)とは、東洋思想家安岡正篤の呼び掛けによって結成された全国師友協会を嚆矢とする、東洋古典に取材した政治哲学学術団体。発起人である安岡正篤が亡くなってから後は、関西師友協会を中心に各支部によって、安岡正篤の講和・著書の伝承を中心事業とする。
==概歴==
昭和24年、東洋思想家安岡正篤の呼び掛けによって師友会が設立。会名の「師友」は吉田松陰の「士規七則」中の「徳を成し、材を達するには、師恩友益多きに居る」に由来する。同年10月、機関誌「師友」(後に「師と友」に改名)第一号を発行。
昭和25年8月、初の夏季講習会を開催、以後、主に東洋人物学と内外情勢をテーマに毎年開催。
昭和26年、日本化成(現、三菱化成工業)、日本銀行の役員に対し、月1回の講義を始める。以後、久保田鉄工(現、クボタ)・住友銀行近鉄など代表的企業における講座・講和会が行われる。
昭和27年大阪に定例の古典口座「先哲講座」が開設。同年2月、東京で「照心講座」が開設。
昭和29年6月、全国の同系諸団体を統合して会名を「全国師友協会」に改名。
昭和33年8月、第1回全国師道研修会が開催。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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