|
株式会社モロオは主として医薬品の卸売を行う会社である。かつては「株式会社師尾薬房(もろおやくぼう)」として北海道旭川市流通団地2条4-18に本社を置いていた。 == 概要 == *創業者の師尾護道は、明治19年新潟県北浦原郡水原村で生まれ、明治31年11歳のときに叔父(母親の弟)斉藤弘輔を頼って札幌に来た。 *明治38年9月東京薬学校を卒業し「北辰病院」に一年間勤務した後「丸一斉藤薬輔・旭川支店」(清水省三郎医院の跡地)に勤務。大正初期に不況から経営に行き詰まり店舗を買い取り「丸一師尾薬輔」開店。 *荒瀧實医師の企画から「北海製薬株式会社」を設立し「ジゴリン」「ガスペシン」「ガストール」を製造販売し利益を得る。 *昭和初期にハンス・ウォルフ商会(日本代理店・兵庫県神戸市)の「ユーハー」という体温計を北海道地区では「丸一斉藤」「丸二谷黒」「丸一師尾」にて独占販売する。当時の体温計は、国産では「柏木検温器」「ヘンミ体温計」が出ていたが、一般家庭にはほとんど普及していなかった。「ユーハー」を道内に普及させた。 *「柏木検温器」は山口県防府市の「柏木薬店」の店主・柏木幸助が開発したものであり「ホームセンタージュンテンドー」の創業者の渡邉文市が勤務していた。 *創業時から「第一製薬」の第一特約店となっていた。 *「丸一斉藤」からののれん分けで「丸二谷黒」(後の谷黒太陽堂)「丸一師尾」が設立されている 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「師尾薬房」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|