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常総・宇都宮東部連絡道路(じょうそう・うつのみやとうぶれんらくどうろ)は、常磐自動車道の谷和原ICから東北自動車道の矢板ICに至る、総延長約100kmの地域高規格道路である。 常磐道、圏央道、北関東道、東北道などの高規格幹線道路を補完し、茨城県のつくば・土浦・鹿島地域集積圏と小山・下館地域集積圏及び栃木県央・北部地域集積圏との広域交流を促進する目的で、現在整備が進められている〔新規事業採択時評価結果(平成21年度新規事業化箇所) 〕。 栃木県の総合計画である「とちぎ元気プラン」において、「コリドールネットワーク構想」のスカイコリドールの基軸として位置付けられているほか、茨城県の広域道路整備の基本方針「県土60分構想」実現のため重要な都市間連携軸(地域促進型広域道路網)の1つと位置付けられている。 == 特徴 == 本路線は、起点となる茨城県南西部から終点となる栃木県央・北部に至るまで、南北方向の最短経路を構成する道路となる予定である。全経路を通じて急カーブや急勾配などの線形の悪い箇所がないだけでなく、大きな迂回箇所もないため、地図で全容を確認するとほぼ一直線に見える〔一般国道408号宇都宮高根沢バイパス整備事業(自己評価書、位置図) 〕。これは、東西方向に延びる圏央道・北関東道を補完する幹線道路としての機能にとどまらず、条件によっては高速道路を使うよりも早く目的地に到着できる(つまりメインルートとなる)道路として期待できる。 具体例として、北関東道真岡ICから東北道矢板ICの区間を高速道路を使い走行(栃木都賀JCT経由)した場合、70.8kmで45分程度かかる。しかし本路線が全通した場合の同区間の所要時間は、35分程度と試算されている。 ただし、自動車専用道路の箇所がほとんどなく(現計画では鬼怒テクノ通りのみ)、接続道路との立体交差も少ないため、ラッシュ時などの交通量の変化に弱く、高速性・定時性の確保が課題となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「常総・宇都宮東部連絡道路」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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